魔界村

お前、今パンツ一枚でなにしてた!?

1986年にカプコンから発売された、超有名アクションゲームです。2004年にファミコンミニでも再発売されています。パンツ1枚で姫と戯れてる
妖しげなオープニングから始まり、サタンにさらわれたプリンセス「プリンプリン」(こりゃまたすごいネーミング!!)を助けるため主人公アーサーは
単身魔物があふれる魔界に乗り込みますが、このゲーム、シリーズ初代にして、シリーズ中最も難しいゲームです。好敵手レッドアリーマーもこの
ゲームが一番強かったと思います。僕はスーファミの「超魔界村」をクリアしてから意気洋々にこのゲームを中古で買って遊んだのが初めて
でしたが、2面のボスのところまでしか行けませんでした。今やってみたら1面のボスの「一角獣」を倒すのでさえやっとでした。
今のシリーズと違ってヤリやナイフでは倒せない「ドラゴン」といったボスも登場しました。ちなみにラスボスの「アスタロト」は死ぬほど弱いです。
当時のゲームのラスボスは弱いというジンクスがありましたが、このゲームもそれに漏れていません。

 

魔界村裏技

レッドアリーマーが消える!!

レッドアリーマーがいる所まで来たら、画面の右端にレッドアリーマーの体を半分写して止まります。
次にレッドアリーマーに武器を投げ、当たったらすぐ左へ1画面ほど逃げるとレッドアリーマーが消えている。
このゲームはレッドアリーマーが滅茶苦茶強いので、非常に便利です。

コンティニュー

ゲームオーバーになってタイトル画面に戻ったとき、デモが表示されるまでに十字キーの右を押しながら
Bボタンを3回押してスタートを押すとコンティニューが出来る。ただ、それぞれの面で一定の箇所まで
行き着いてないと使えないので注意。

ステージセレクト

タイトル画面で右を押しながらBボタンを3回押し、上を押してBボタンを3回押し、左を押してBボタンを3回押し、下を押してBボタンを3回押してスタートを押すと、残機数表示後、ステージセレクトのできる画面が現れる。ABボタンでステージを選んでスタートできる。注意点は方向キーで押しながらBボタンを押すのは最初の右だけであとの上、左、下は押したらBを押す前に離すことです。

幻の3周目が存在した!!

このゲームは通常2周クリアすると真のエンディングが見れ、そこで物語の幕が閉じますが、エンディング後、再びタイトル画面に戻ったとき、
上記のコンティニュー技を使うと、再び2周目のアスタロトと戦う事になり、それを倒すと3周目が始まります。
しかし3周目は異常に難しく、オマケにレッドアリーマーの飛び方の軌道も今までと違い、アスタロトも腹の口からも
火を吐くようになってるそうです。

スタッフ紹介が見れる!

2周目のアスタロトを倒した時見れるエンディングのメッセージ(長い文章の方)が表示されている間にA、B、上、下、A、B、左、右の順に入力するとエンディング後、スタッフ名等が表示される。

 

 

超魔界村

スーパーになって帰ってきた魔界村!!

1991年にスーパーファミコンで発売されたシリーズ第3弾作品。これの前に1988年にメガドライブで「大魔界村」も出ています。
この超魔界村は2002年にゲームボーイアドバンスで「超魔界村R」というタイトルでリメイク作品も出ています。こちらではセーブ機能がついていて、
さらに青銅の鎧以上でステージクリアすると、スーファミ版にはなかった隠しステージにも行ける仕様になっていたので、今やるなら、これで遊ぶ
方がお得です。(ただし隠し面が登場するのはアレンジモードのみです。)このゲームは、スーファミに移行した事もあって、演出はより派手になり、
魔物たちの迫力や魔界の世界も大幅にパワーアップしました。さらに黄金の鎧を着けると魔法まで撃てました。2周クリアしないと最終面に
行けないのは辛いですが、これも魔界村シリーズ共通のお約束です。でもこの魔界村シリーズはアーサーの動きが他のゲームに比べると多少
クセがあり、それのせいでジャンプを失敗して死ぬっていうことも多いような気もします。当時はファンが多かった作品ですが、今は正直言って
好き嫌いがすごく別れるシリーズでしょうね。

 

超魔界村裏技

ステージセレクト&サウンドテスト(スーファミ版のみ、GBA版では不可)

オプションモードのEXITにカーソルを合わせ、2コンのLボタンとスタートボタンを押しながら、1コンのスタートボタンを押す。
すると面セレクトとサウンドテストの画面にジャンプする。いきなり最終ボスと戦う事も可能。

 

ちなみに魔界村、大魔界村、超魔界村の3作はPSで1998年に発売されたカプコンジェネレーション第2集にも収録されています。また、これは
廉価版が2001年にも再発売されています。

 

レッドアリーマーシリーズ

あの赤い悪魔が主役に抜擢された変わった作品!!

 

魔界村にはアーサーが活躍する本編の他に、好敵手レッドアリーマーが活躍する変わった作品も
ありました。空を飛んだり、壁にへばりつくなど、独特のアクションテクが印象的です。これ、後の
ロックマンXの壁蹴りやエアダッシュといったアイデアに発展していったんじゃないかな?と考えるのは
ぼくだけでしょうか?このシリーズは1990年にゲームボーイで発売された「レッドアリーマー 魔界村外
伝」、1991年にファミコンで発売された「レッドアリーマー2」、さらに1993年にこのレッドアリーマー2に
新たにホーミングファイアと幽体離脱という能力を追加した移植作品「魔界村外伝」がゲームボーイで
発売され、1994年にはスーファミで「デモン・ブレイゾン」の計4作が発売されています。
ゲーム自体はアクションばかりではなく、RPGのようにフィールドがあったり、フィールドを歩いてると
敵に出くわしたり、(レッドアリーマー2では出てきません。)謎を解いていったりと、また魔界村とは
違う味わいがあります。難易度も手ごろで、操作も慣れると結構軽快なもので、さらにレッドアリーマーも
ストーリーが進むたびに強くなっていくので、案外本家「魔界村」より面白いと思います。
ストーリーも変わっていて、滅びに瀕した魔界を救うという、しかもエンディングでは魔王が
「次は人間界をのっとってみせい!!」と我々人間には全然ありがたくないエンディングが展開して、
結構いい味出してます。
あと、魔界村では1996年にPSで「アーサーとアスタロトの謎魔界村」という変わったパズルゲームも
出ています。

 

追記:魔界村のアスタロトは、開発段階では「ゴンディアス」という名前だったそうです。さらにアスタロトを
倒したとき20000と表示されますが、実際に得られる得点は10000点です。

 

 

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