たけしの戦国風雲児

今度の舞台はすごろくだ!!

1988年にタイトーから発売されたすごろく風のバラエティーゲーム。1986年に発売された「たけしの挑戦状」は出来があまりにアレだったために
ビートたけしはゲーム業界から総スカンを食らったという話もよく聞きますが、このゲームはそれほど本人は関わっていなかったそうです。
ちなみにたけしの挑戦状は1999年に講談社が発行した児童向けコミック「ゲームソフトを作ろう!」でも三大伝説のクソゲーの一つとして掲載
されていました。他の二つには「デスクリムゾン」と「銀河の三人」が挙げられてました。(ただし作中では微妙にそれと分からないようにタイトルが
変えられてました。たとえば「キヨシの脅迫状」という感じに・・。)
話がそれてしまいましたが、このゲームは2人から4人用のパーティーゲームで、大名になって全国統一を目指すモードや、仕官を目指すもの、
商人の道を進むものといったいくつかのゲームがあり、これがまたふざけてたのなんの・・。賭場でお金を稼いだり芸人として城に潜り込んだり
結婚する奥さんにも美人、普通、ブス、どブスとランクがあったりとこの辺のデタラメさ加減はさすがにビートたけしだなぁ、と感じ入ってしまう。
他にも一人で戦国ゲームに登場するミニゲームも遊ぶ事が出来ましたが、発想は変わってて面白いと思うものの、どうもゲーム性がいまいちの
ものが多かった・・。戦国インベーダーとか、地獄門くぐりゲームとか、ネーミングのインパクトがすごいものの、肝心のゲームがテクニックより
運が左右されるものが多かったり、戦国インベーダーとかでもハイスコアが競えたらちょっとはマシかな?といったバランスのものばかりだった・・。

ただ、ゴルフで最大パワーでぶっ放すと、家の窓を割ってしまっておっさんが怒りに来るのは面白かったですけど・・。
なんか、古き良き時代っていう言葉がピッタリ合いそうなゲームだったと思います・・。

 

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