ここでは管理人ひろべえの所持してる約1200冊の漫画と約400のゲームの中から個人の独断と偏見で選んだ面白いと言える作品を紹介します。
あくまで独断で選んでますので肌に合わない人は面白くないという作品があるかもしれませんけどその辺はご勘弁下さい。

大貝獣物語2

1996年にハドソンよりスーパーファミコン用ソフトとして発売された
ゲームです。大変丁寧に作られていて、ストーリーにも違和感がある
部分が全く無く、キャラクターも味方から敵まで一人一人骨の髄まで
作り込まれているので今遊んでも十分申し分ないゲームだと思います。
ただ唯一欠点と思えるのはとにかく複雑なダンジョンと異様としか
思えないエンカウント率。十歩も歩かないうちに敵が出てくるので長い
ダンジョンなんかもうほとんど苦行としか思えない辛さです。それでいて
見た目と裏腹に敵は最初の方から極悪極まりない強さです。それでも
面白いとすすめるのは対策を練りながら戦っていけばどの敵も勝てない
強さじゃないこと、またこのゲーム、悪の視点から主人公たちを見る
イベントがそこかしこに用意されており、新しい場所に行くたび必ず
イベントが発生し、決して飽きさせないように作ってあります。例えば、
主人公が眠れるルミエラ姫にキスをして目を覚ますイベントがあります。
姫を密かに愛していたバルテスは嫉妬に狂って内心主人公を憎むようになります。それを敵の親玉ダークは一部始終見ています。ゲームを
おやりになればお分かりになりますがこのじじい、本当最後のボスの割りに相当のヒマ人です。手下もそれに輪をかけたような奴ばかりです。
なぜならこれを見ていたダークは手下のドーンに貴重な作戦を授けます
その貴重な作戦をさらに幹部の一人マッシュキングにドーンが伝えます
「さっすがダーク様。おもしれえ!」この指令にマッシュキングも大乗り気
世界の支配を企む魔道士の考え出した貴重な作戦とは!?
その日の晩、ルミエラに化けたマッシュキングと主人公に化けた魔物が
城に忍び込みます。そしてバルテスの前である芝居をします。
「ルミエラ、僕は君が好きだ。でも君といるとバルテスが睨むんだ。」
「まあ、バルテスのバカが!なんて身の程知らずでしょう!」
「そうだね。僕たちもうキスした仲だしね。向こうでもっといい事しよう。」
と言って森の中でとんでもない事を始めます。それを見ていたバルテスはついに城を飛び出してしまいます。涙でグショグショの辞表を残して・・
しかもこの芝居のせいでマッシュキングの部下はホモになってしまいます
しかも話はまだ終わらず、城を抜け出したバルテスはマッシュキングに
捕まり改造人間にされてしまうのですがあっさりマッシュキングに
見捨てられてしまいます。なにがどう世界征服の貴重な作戦だったのか
さっぱり分かりません。もうほとんど小学生のいじめレベルの作戦です。
あっぱれ!暗黒魔道士ダーク!他にもトカゲ(トカゲ人間とかじゃなくて
本当にただのトカゲ)とアヒルの純愛物語や二回も機械生物に改造
されるメガロキング、死なないと入れない山など見所満載です。こんな事
しか書いてないとただのきわものRPGの様にも聞こえるでしょうが
実際は感動出来る話も多く、特に管理人はギャブロとソニアの
ぎこちない親子愛の話は是非必見とギャブロのエンディングは
おすすめです。感動します。エンディングはポポロクロイス並みに感動できます。
今でもわりかし中古屋に売ってるのでもし興味があったら
一度プレイしてみるといいと思います。ちなみに1も面白いですよ。2作揃って埋もれた名作というやつでしょう。

 

 

 

サクラ大戦シリーズ

製作者広井 王子の情熱とキャラクターに対する愛情が異常なまでに伝わってくるシリーズです。ほとんどのシリーズがセガサターンや
ドリームキャストでしか発売されていないのが残念な作品です。作品は
シリーズを通して大神隊長と隊員たちの恋愛と人間的成長を描いた
すさまじいシリーズです。既存のギャルゲーは女の子にすごい
ひかれそうですがこのゲームは女の子にもすすめられます。
1〜4まで通しで遊んでみられた方は分かると思います。
このシリーズに限らず広井 王子の作品はすばらしい物が
多いです。ただアクも相当強いですが・・。
あと、ゲーム内に収録されているミニゲームもやり込み度が高く、
ハマリ要素大です。ただ、手強いシミュレーションが好きな方や、
ただキャラがしゃべってストーリーを追うだけのゲームはいやだと
いう方には向かないかもしれません。ちなみに2005年春にPS2で
サクラ大戦3が出るそうです。最もおすすめできるソフトです。

 

 


天外魔境2

1992年にPCエンジンCD-ROMで発売され、2003年PS2で復刻された
RPG。このゲーム、何がすごいかって言ったら全部すごい。用意された
フィールドの広さはドラクエやFFが赤ん坊に思える程のでかさ。
しかも新しい町や村に行くたびに必ずと言っていいぐらいイベントが
用意されています。あるゲーム本にその量たるや満巻全席と書いて
ありましたがやる前まではそりゃちょっと言いすぎだろうと思ってたの
ですがいざやってみたら、
「げふっ、お腹いっぱい。もう食べられません。うぷっ!」
ゲームをクリアした後、しばらくゲームをしたくねえ!とまで思わせた
ゲームはこのゲームとクリアに100時間もかかったドラクエ7くらいです
ただこのゲーム、オリジナル版はやった事がないので分かりませんが、
少々簡単でバトルが単調気味になった事、ダンジョンの仕掛けが分かり
辛い事、建物や町に入る度読み込みが多少かかるなど欠点も
ありました。でもそれを払拭するに足りるくらい、このゲーム面白いです
なんかこうやって書いてると同じハドソン産の新桃太郎伝説や
大貝獣物語と同じような感想になってしまいます。この2つのシリーズも
このゲームの影響をかなり受けて作られたような気がしてなりません。
実際このゲーム、広井 王子の燃える情熱がバカみたいに充満しており
下ネタ、ギャグネタ、なんでも出てきます。一万度の炎を吐く無敵の
土偶ロボ、お子様には5年早かった弁天様、下手な絵描きの傘岩仙人、
12万両の貢物を渡そうと思った瞬間にドロンする足下オミル、ホテイ丸と
いう謎の外人、馬鹿(うましか)の術の使い手マントー、これらのキャラが
全くストーリーを破綻させる事なく見事に調和しています。しかもマントーの馬鹿さ加減は下手なお笑い番組を軽く抜いています。
「逃げたきゃ逃げな。俺は弱虫は追わない主義だ。」と抜かすので
本当に逃げてみたら追わないと言ってたくせに大慌てで追ってきます。
しかもそのせいでせっかく三博士に作ってもらったパワーアップ装置を
台無しにしてしまい「こりゃまた高かったんだからな、弁償しろお!」と
逆ギレまでしています。他にも自分の馬鹿の術を自分でくらって爆発
したり、村の男の小便を「黄金のしずく」という酒だと騙されて飲まされたり、究極の馬鹿ザルです。
他にもストーカーのように付回すデューク・ぺぺや、一度泥沼の手紙を
渡したためにとんでもないラブレターを送ってくる女など話し出したら
もうキリがありません。
ただこのゲーム、キャラのアクが相当強いです。人によって
はっきり好き嫌いが別れるゲームだとも思います。
それでも一度はやってみる価値はあるとも思います。

 

 

 

 

 

 

半熟英雄対3D
突然11年ぶりに復活したシミュレーションゲーム。内容は支離滅裂で
やる事なす事破天荒な王子様が異世界の大陸カトリ王国を救うため
3D軍と戦争をやらかすという内容。僕は正直スーファミの時の
半熟英雄が全体的に単調でギャグもそんなに面白いとは思わなかった
ので正直このソフト買うかどうか迷ったのですが結局買っちゃいました。
このソフト思った通り、シミュレーション面はスーファミ同様、どこの話も
城を全部奪って、後はボスに殴り込みを皆で駆ければ必ず勝てる感じの
ものだったんですがギャグパートがスーファミどころではありません。
確実に数段ランクアップしてました。しかもエッグモンスターやボス、
キャラクターはストーリー全編を通して喋ってない箇所がないくらい徹底的に喋りまくってます。最後のボスの四次元皇帝は並みの発想の
ラスボスではありません。これはぜひ自分の手で見てもらいたいので
詳しい説明はここでは省きます。あと、イラストレーターの鉄拳もゲームの中に登場します。これも詳しくは触れませんが実際プレイされると
分かりますがとんでもないギャグを連発します。ただ、このゲームもまた
アクが強いです。どうも管理人はアクの強い作品ばかり紹介して
申し訳ないのですが・・・。実際、このゲーム、僕や弟はバカ受けで
遊んでましたが、妹は
「そんなん、楽しいの?」と冷たい一言。さらに弟の友人も
「俺、こういうのはちょっと・・・。」とひきまくりでしたし僕の知り合いも
「佐々木 功が歌ってるね。お、アニメはタツノコプロが作ってるね。」
とマニア論議を一人で垂れてるだけで肝心のギャグには全く
目もくれてませんでした。けどきわもの好きは間違い無く楽しめます!
あと、昭和50〜60年代のアニメを知ってる方、間違いなく受けます!
あの名作を侮辱された!と抗議に走る方もいるでしょうけど・・・。特にフランダースの犬とか明日のジョーあたり・・・。

 

 

ロックマンシリーズ
今も続く化け物アクションゲーム。今年で17周年を迎えており、なおかつリメイク作品も含めて60作以上のシリーズを出し、今もどんどん新作が
作られ続けている。まさにゲーム界のこち亀です。ちなみに管理人は
全作持ってます。昔は横スクロールのアクションしかなかったのですが
今はカードバトルやらRPGやらなんでもありのシリーズになってます。
僕は今のロックマンゼロなんか大変難しいと思うのに今の小学生は
これが普通だから普通にプレイしてますよね。すごいな、おいって
感心してしまいます。僕なんか同世代の頃クリボーにやられてたのに・・
ちなみにシリーズがあまりに多岐に渡るので、管理人が誰でもやって
面白いとすすめるのは初期ロックマンシリーズです。今の子はロックマン
エグゼシリーズというかもしれませんが・・・。ロックマンXシリーズは
マニア色が強いですしDASHは面白い事は面白いですがあの世界観は
思わず引く人もいるでしょうし、やはり僕は旧世代なので初代ロックマンを推します。今のXシリーズやゼロシリーズのように途中のシリーズを
遊んでないと話についていけないということもないので敷居が高いという
事はないと思いますが・・・。ちなみに僕はX派でありゼロ派です・・・・。

 

 

 

忍者じゃじゃ丸くんシリーズ

これは完全に個人の楽しみで紹介してます。ファミコンのじゃじゃ丸くんを遊んだ事の
ある人もおそらくワンダースワンやゲームボーイアドバンスのものまで遊んだ事のある
人はそういないと思うからです。ゲームボーイアドバンス版はファミコン版と全く同じ
内容であの独特の画面のブレまで忠実移植されてたのですが音楽が悪かった。
一緒に収録されていた忍者じゃじゃ丸くんの現代リメイク版はあまりに出来が悪く、
アドバンス版は人にはすすめられません。まだ中古のファミコンのじゃじゃ丸を単品で
買う方がましです。ではここで何を一押しですすめたいかというとズバリ知る人ぞ知る
ワンダースワン版じゃじゃ丸くん。これ、たかがワンダースワンとあなどるなかれ!
ものすごく出来がいいんです。ゲームのルールはファミコン版と大差ないのですが、
使える忍法やアイテムが増えていたり、雑魚キャラもヘドボンやピン坊といったおなじみ
のものから火車やどっちん、謎の八面体といった見知らぬ追加ザコが、10体以上も
追加されています。さらに4面ごとにボスまで用意してある凝りよう。さらにキャラも
しゃべります。「じゃじゃ丸〜!」「ひめ〜!」「うわっはっはっは!」って具合に。
更に完全にゲームオーバーになるとじゃじゃ丸のライバルおじゃ丸に姫救出を出し抜か
れ、みじめに二人がいちゃいちゃ歩いてる後ろをとぼとぼついていく挙句、石に
つまずいて行き倒れて涙を浮かべて死んでしまうシーンが出てきます。後はボタンを
押すまで延々とスポットライトが当てられたじゃじゃ丸の死体と散り行く桜を見させられ
ます。ゲームバランスも良く、7面でさくら姫を下から叩くと25万7000点のボーナスが
入る裏技などマニアの心をばっちりつかむ演出もなされており、埋もれさせるには
勿体ない作品だったので紹介しました。ちなみにこのじゃじゃ丸という名前、なんと
製作者が1985年当時の「おかあさんといっしょ」のにこにこぷんに登場した
じゃじゃ丸の名前をそのまんまパクったのが由来だそうです。

 

 

ファミコンソフト

ファミコン、はっきり言ってぼくら20代は皆何かしらの思い入れがあるの
ではないでしょうか?今なんか子供時代と違ってそれなりの給料を
もらってて、子供時代に買えなかったあのゲーム、このゲームをバンバン買ってる僕のようなろくでなしが世の中には5万はいると信じてます。
ちなみにゲームボーイアドバンスで発売されたファミコンミニシリーズ、
今年の2月の発売日に会社の帰りに買いに行ったらもうほとんど
売り切れたとどこのおもちゃ屋にも言われ、ビックリしました。お店の人
に「どうせ僕らみたいな年代が懐かしんで買ってるんでしょう。」と
聞いてみたら意外にも小学生にバカ受けしてたらしいんです。今の子ってこういうゲームの方が逆に珍しいんじゃないですか。と店の人も言って
ましたが・・・。これが単なる一過性のものか、ファミコンのソフトには時代
を越えた面白さがあったのかそれは分かりませんが、とにかく興味心を
くすぐる出来事でした。でも中古屋でファミコンや初期のゲームボーイの
ソフト欄を見てると今じゃ絶対出てきそうにないゲームがゴロゴロしてて、
変なタイトルがついてるものはすぐ買ってしまいます。それに何故か
ファミコンやゲームボーイだとクソゲーを買ってしまっても許せちゃいます
変なゲームやな〜、と笑いながらやっちゃいます。まだ未成熟の時代の
産物だったので色んな作品がごった煮のように存在してその中から好き
なソフトを買う。今は売れるソフトなんてほぼ決まっちゃてるでしょうし、
作る側も産業が巨大になりすぎて新しい物を作る余裕なんて殆ど無い
でしょうし考えれば僕らは良き時代のゲームをリアルタイムで見て来れた恵まれた世代だったのかもしれません・・・。ちなみにファミコンミニで
ようやく高橋名人の冒険島全クリ出来ました。苦節18年、涙もんでしたよ
苦労に反してエンディングはたったの15秒くらい。でもファミコン世代ならこの感動分かるはずです。

僕のおすすめソフト

ツインビー、チャレンジャー、ドンキーコングJR、ゼルダの伝説1、
オバケのQ太郎ワンワンパニック、ボンバーマン、ボンバーキング、
戦場の狼、スペランカー、スクーン、ディグダグ2、スーパーマリオブラザーズ、ポートピア連続殺人事件、霊幻道士、イー・アル・カンフー、
スターフォース、スターソルジャー、へクター87、魂斗羅、SUPER魂斗羅
バルーンファイト、リンクの冒険、謎の村雨城、ドラゴンクエスト1〜4、
ファイナルファンタジー1〜3、カイの冒険、バイナリィランド、カラテカ、
スパルタンX、オホーツクに消ゆ、迷宮組曲、ワルキューレの冒険、
ロックマン1、2、5、ギャラガ、貝獣物語、ドラえもん(ハドソン)、
つっぱり大相撲、魔界村、ドラゴンスピリット、ファンタジーゾーン1,2、
半熟英雄、高橋名人の冒険島、ドクター・マリオ、ヨッシーのたまご、
ドアドア、マッピー、ドラゴンスピリット、東海道五十三次、いっき、影の伝説、ゲゲゲの鬼太郎妖怪大魔境、スカイキッド、高橋名人のBugってハニー、キングコング2 怒りのメガトンパンチ

ゲームボーイおすすめソフト

魔界塔士Sa・Ga(ワンダースワンカラーでリメイク有り)、Sa・Ga2秘宝伝説、スーパーマリオランド、ヨッシーのクッキー、
ドクター・マリオ、ミロンの迷宮組曲、ロックマンワールド2,3,4,5、ボンバーキングシナリオ2、
ビタミーナ王国物語、TMNT2、星のカービィ1、2、ソーラーストライカー、ボンバーボーイ、
カービィのブロックボール、カービィのきらきらきっず、ドラキュラ伝説1、2、クォース、ドルアーガの塔、ツインビーだ!!、平安京エイリアン、
マリオのピクロス、石道、レッドアリーマー魔界村外伝、聖剣伝説(新約聖剣伝説はおすすめできません)、
ワリオランド、ゲームボーイギャラリー1〜3、ポヨンのダンジョンルーム1、2
ドラゴンクエスト1・2、3、ロックマンX1、2、ポケットモンスター金、銀、赤〜黄、
テトリス、スペースインベーダーEX、スーパーマリオブラザーズDX、

ドンキーコング

ここより下はおすすめ漫画を紹介します。

 

BAR来夢来人

時空を超越したバーテンダー沙羅が現代の疲れた人の心を癒す、
なんか笑ウせぇるすまんの女性版みたいな内容です。只、この沙羅という人、喪黒みたいに人を破滅に誘うようなマネを自分から誘うことは
ありません。その分笑ウせぇるすまんよりは読み易いはずです。ただ
エッチなシーンは結構多いですけど。絵も美味い作家なのでエッチな
シーンが好きな人にもおすすめです。現在全9巻で完結しています。
今でもでかい本屋ならわりかし置いてると思います。中古で探しても
どうも歯抜けに置いてる所が多く、なかなか全部揃えるのは難しい
でしょう。実際読んでみられると分かりますけどこれも人によってどうも
好き嫌いがあるようです。面白いと感じられる方は多分無茶苦茶はまる
と思います。逆に読まない人はとことん読まないと思います。なんか
読んで色んな事を考えてしまう漫画なので漫画を読む時くらい何も考え
ていたくない人には向かないと思います。
一度読んでみる価値のある漫画ではあります。機会があったら一回
読んでみられる事をおすすめします。ビージャンコミックスです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

藤原 カムイが10年以上の歳月をかけて描き上げた邪馬台国を舞台にした一大巨編。これはごっつねうちもんです。さっきから一回読んでみよう
ぐらいの事しか書けなくて申し訳ないんですけどこの作品、一回読んだら辞められません。この話、邪馬台国を乗っ取った張政という男を倒して
邪馬台国を取り返すだけの王道ストーリーと言ってしまえばそれまでですが、張政を倒し、邪馬台国を取り戻すまでには幾数と仕掛けられた伏線や
おもいがけない敵の出現に読み手の心も嫌でも同調しています。気がついたら昼間だったのが気がついたら夕方だったっていうぐらいはまります。
最終巻はなんかもうすごい事になります。何がどうすごいかはよんでみてのお楽しみです。全12巻で完結しています。

 

日本の古来の性風俗を語った漫画です。柏木 ハルコさんの作品はこれに限らず性を扱ったものが多く、管理人はこの作品が一番気に入ってます
ちなみに管理人は「こんなんが好きって、あんた変わってるで!」と良く言われます・・・。ちなみに全5巻で完結してます。内容はかなりグロいです。
小学館ビッグコミックスとして発売されてます。

 

 

人魚シリーズ

これも面白いシリーズの一つです。人魚の肉を食ったがため
永遠の命を手に入れた湧太と真魚が自分たちを生身の体に戻して
くれる人魚を探して五百年も旅しているという話です。
その間、何度も人魚に関わって不幸になった人間を目の当たりに
してその度事件に巻き込まれ・・・がこのシリーズの毎回の定番
パターンになっています。今のところ、このシリーズ終わったのか、
まだ終わっていないのか管理人は知りません。高橋 留美子が描いた
作品なのですがらんま2分の1やうる星やつらと違ってめちゃ暗い作品
です。犬夜叉に漂う少し匂う独特の暗さもこの作品から来てると
思います。実際この人魚のほかにも高橋 留美子の短編集のなかには
笑う標的や題名忘れましたけど犬神の祟りだとかかなりのホラーも
あります。犬夜叉しか見た事がないという人は、一度そちらも
読んでみられるといいと思います。ちなみに現在3巻まで出ています。
サンデースペシャルコミックスとして発売されてます。

 

 

魔王ダンテ
これも正直好き嫌い別れるでしょうけどはまる人おもくそはまります。ただこの本、今では古本屋でないとちょっと
見かけないかもしれません。内容はかなりぶっとんでいます。ちなみに最近描きなおされたリメイク版と30年前に
描かれたオリジナル版がありますが、僕はリメイク版の方をおすすめします。マガジンZコミックスです。

 

大長編ドラえもんシリーズ

これは言わずと知れた名作でしょう。これを読んでなかったら多分
僕もここまで漫画にのめり込む事はなかったと言い切れるくらい名作です。内容はシリーズを追うたびに表現はどんどん大人しくなっていき
ましたが反面優れたストーリーテリングはアップしていきました。
実際4作目ぐらいまではしずかちゃんがティラノサウルスに喰われそうに
なったり、ジャイアンとスネ夫が海底で死ぬ寸前まで陥ったり、ピリカ星
で銃殺刑寸前まで追い詰められたりととにかくすごいです。とても愉快な
大冒険なんて呑気なものじゃありません。そのうえ、異世界人との交流
がとても自然に描かれ、不快感をあげる人もまずいないと思います。
10作目以降は刺激ある冒険のイメージがなくなり、メルヘンのような
世界観に変わっていきましたがそれに地球環境や戦争といった重い
テーマが浮く事なく挿入されていて作者の円熟した感性をひしひしと
感じさせられます。ただドラえもんびいきの僕でも人にすすめられるのは
作者の遺作になったねじ巻き都市冒険記までです。全くの他人が描く
ようになった18作目以降は変に幼児向けで、地球環境などのテーマも
ちらちら出てきてますがストーリーの核心の部分とは何のつながりも無く
ただ今まで作者がそれらをテーマの一環に添えてたから描いとこうくらい
の意識でしか描かれてない感じです。肝心の友情の部分もなんか無理矢理友達になって、のび太たちがその世界の抱える問題に単なる
お節介で関わっていくぐらいにしか感じられないのです。作者は確かに
この作品で友愛の大切さやかけがえの無い地球について描いてました
が何もそれだけに執着してた人ではありません。ひいき目に見れば、
まだ18作目の南海大冒険は面白いと思いましたが宇宙漂流記から
先は・・・。この前マンションの会合で一日旅行に行って来て、そこで
仲良くなった小学生ともポケモンやドラえもんの話をしてましたが、
ビックリしたのは今のワンニャン時空伝やふしぎ風使いの話をするの
ではなく夢幻三剣士や魔界大冒険、竜の騎士の話で盛り上がったこと。
つまり今の大長編は一番読むべき子供にも話題に取り上げてもらえて
ないのです。どうりで今年映画化25周年とバカ騒ぎしてたわりに来年は
映画公開打ち切りなんて変な事態になってるはずです。2006年から再び
やるみたいですがもう下手に手を出さず名作として作者とともに静かに
眠らせてあげてください。ちなみに僕は大長編に登場するキャラで
大怪魔肉食ツノクジラが一番好きです。

 

 

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