ひろべえ万画夜話

日が暮れ、今日という時間もまた二度と帰らぬ
思い出の一つとなってゆく。

これから訪れる夜空に満天の星が輝く大地で
今日も悠久の語り部は美しい歌声とともに
不思議な物語を語る。

そこで語られる不思議な物語を奏でる架空の
踊り手たちはあたかも命を語り部に与えられた
かのように歌い、踊る。

そう、これは喜劇。そして哀愁の物語。
幾多の人々が辿った道筋を彼らは歌と踊りの中で
わたしたちに教えてくれているのだ。

語り部達は夜明けと共に去り行き、また日暮れと共に
いずこともなくやってくる。

そんな彼らが語る不思議な千夜一夜の物語。

今宵聞く事になるのはあなたかもしれない。