藤姫偃息図衆完全図解 男と女の不思議

男と女って不思議。お互いにあってお互いにない部分がある…。
二人は互いに足りない部分を補い合いながら愛を育む。
愛と愛が重なり合い新たな生命が生まれる。
思えば男と女って不思議。
それだけで神秘です。

体の違いだけではなく、気持ちの違いや思考の違いもいっぱいあります。

男にとっては女は永遠の謎であり、女にとっては男は永遠の謎でもあります。

ここではそんな性の不思議を探求してみましょう。

 

女の子編

 

女の子は自分の体を愛しています。

女の子は早い子で10歳ぐらい、遅い子でも14歳ぐらいから自分の体の事が気になり出してきます。
思春期で多感な時期に、胸が膨らみ出してきたり、、ヘアが生え出してくるので気にならない方が無理ですよね。
男の子は生まれてからこの時期までそれほど大きな変化はありません。
変わることと言えば、チンチンから白い液が!寝てる最中にやらかした!!(夢精といいます。)
って事ぐらいじゃないでしょうか。やっぱり女の子同様、徐々に生え揃ってくる毛を見ると、
大人になった嬉しさと不安のようなものが同時に襲ってきます。

でも、女の子の場合は胸やお尻が大きくなったり、体にも大きな変化があるので、この頃になると
自分の女の子らしい体に興味を持つようになります。
男の子には理解しにくいものかもしれませんが、女の子は自分の体を大切に思っています。
自分の体を愛していて好きなので、もっと綺麗になりたい、もっと美しくいようと思うようになります。
男性と違い、鏡を大切にする心理もここから来ていると思います。

女の子の身だしなみ

女の子にとっては、思春期の初期頃、男の子以上に自分の体の変化した部分に興味を抱くようになります。
初めての生理も不安なものだと思います。初めて「おりもの」というもうすぐよ、という合図の卵の白身のような液体が
大量に出るようになったり、血が大量に出てくるんですもの。何も知らない頃は悪い病気じゃないかと心配する子もいます。
「おりもの」は排卵時に大量に分泌され、精子の挿入を容易にして妊娠を助ける面も持ち合わせています。
月に一度の生理にだけは参る子もいるみたいです。中には激しい生理痛に襲われちゃう子もいます。
生理痛は女の子にしか分からない痛みです。これに襲われている時の女の子は本当に苦しそうです。
男性はもっと気を遣ってあげましょう。
逆に男の子の金玉を蹴られる痛みは男の子にしか分からないでしょうね。

なんか話がそれましたが、女性には男性が分からない心の変化がこの頃から同時に強くなっていきます。
また、こうした変化から、女性は自分の体を大切に考えます。

男性と大きな違いのもう一つとして、この思春期をさかいに「ブラジャー」を着用するようになります。
恥ずかしいけど大人に一歩近づけた感じ。女の子が「ブラジャー」を着けるのにも最初は勇気がいるものです。
その一歩を踏み越えて、「ブラジャー」を身に着けるようになるので、そんな子をひやかしてはいけません。
暖かく見守ってあげましょう。

また、女性にとっては下着や服装は自分の大切な部分に直接触れるものだから大切にしたいという気持ちがあります。
だから買い物の時にもじっくり悩んだり楽しんだりしながら自分に似合ったお気に入りの下着を探します。

待たされる男性は退屈かもしれませんが、のんびり待っていてあげましょう。

  女の子の性感

男性と女性ではセックスの時に感じる感覚や受け止め方も違うようです。

女性にとってのセックスは、自分の存在を再確認し、男性の優しさを知る行為。

自分が本当に愛されているのか?男性の深い愛情を知る行為。

2人の愛情を確かめ合い、深め、あったかい愛情や優しさに包まれる。

男性の本性を知り、女としての喜びを感じれる行為なのかもしれません。

男には一生分からない世界なのかもしれません。

けれど、男、女ともに深く、相手をいたわってお付き合いしたいですね。

セックスって、男として生まれた喜び、女として生まれた喜びを
わかち合える一時なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

女の子に絶対しちゃいけないこと

女性は異性である男性の彼に、女として見てもらいたい、魅力を感じてほしいと思っていると思います。
女の子もアダルトビデオを見ます。どっちかと言えば、同じ女性がどんな風に愛されているか、
どんな風に抱きしめてくれるか、男優より、むしろ同じ女性である主演女優の方を見ている事の方が多いそうです。

もし、男性がアダルトビデオなどをこっそり彼女に秘密で隠れて見ていたり、隠していたりすると、
どっちかと言えば、ビデオを所有していた事に腹が立つより、それを隠していた事の方が傷つくそうです。
私には魅力がないのかな?私の肉体には関心がないのかな?私とセックスするのってそんなに面白くないのかな?
と、気持ちを寂しくさせてしまいます。

見る時は一緒に誘ってあげると幸せな気分になれるみたい。

また、アダルトビデオなどはやっぱり作り物です。それのとおりのセックスが女性を満たすわけではありません。
むしろ、結婚初夜にいきなり顔射をしたり、フェラチオを強要したりしてダメになったカップルもいたりします。
もし、自分がその女性の立場にいたとしたらどう思うだろう?

そんな優しい気持ちが大切だと思います。

男の子編

包茎について

包茎には大きく分けて2つあります。真性包茎と仮性包茎の2つです。
仮性包茎とは普段は亀頭を表皮が被っていますが、勃起時には皮が剥ける状態です。
真性包茎は剥く事自体が出来ないので、手術して皮を切除する必要がありますが、
仮性包茎は実はこれが本来のペニスのあり方であるそうです。
仮性包茎を女性がバカにしたり、気にして手術をしようかどうか悩む男性が登場するマンガや小説が
よくありますが、あまり気にする必要はないです。

包茎が嫌われる原因の一つに、包茎は汚い、亀頭が敏感で早漏、という理由がありますが、
まず、包茎は汚く、ばい菌が繁殖しやすいというのは実は逆で、表皮が守ってくれている分、
裸茎や露茎の方よりも安全であるらしいです。また、セックスの際、
普段は常に亀頭が守られているおかげで、その敏感な神経が保たれ、
膣内の感触や微妙な動き、温かな温度などがはっきり分かって素晴らしい体験が出来るようです。
また、ばい菌が繁殖しやすいと言いますが、現代の大抵の男子は13〜14の頃までほとんど
皮を剥いて石鹸で洗うという体験をしていないです。また、それだからといって病気になったという報告も
ありません。
それは大人になってからも同様です。
また、仮性包茎がおかしいと笑う女性がいるなら、それはその女性の方に非があるとも言えます。
また、表皮を剥いて亀頭を洗うのはとてもセックスのあるなしに関わらず大切です。
でも、軽く皮を剥いて、お湯をザバーッ!と4回ぐらいかけるか、湯船の中で皮を剥いてゆさゆさしてると
結構綺麗になります。ただ、湯船でゆさゆさするのは次にお風呂に入る人の事も考えて、やりましょう・・。
自分が最後に入るとかならいいでしょうけど・・。

セックスをする際に及ばず、常に自分の大事な部分を綺麗にしておくのは男女問わず、大切なエチケットだと思います。

男の子が注意しないといけない事

男の子は年頃になると、やはり女性器や胸が気になり出してきます。
ごく自然な事ですが、男の子だと、やっぱりエッチな本やアダルトビデオにも興味を持ち始めます。
でもここから要注意。アダルトビデオのセックス演技や、エロ本に掲載されている女性器などは、
小陰唇が左右対称きれいに見えるようにあらかじめ細工されていたり、
セックス演技にしても、それはあくまでそのビデオを製作するための意図が組み込まれたものです。
つまり、視聴者に見てもらい、その視聴者がドキドキしたり興奮したりするために作られているものです。
ビデオどおりのセックスや、本の画像が正しい形なのではありません。
あなたが彼女を優しく抱いてあげる気持ち、それが大切です。

分かりづらかった藤姫偃息図衆のラスト部分解説

藤姫偃息図衆のラストの部分がよく分からないという質問があったので、最後にちょっぴり追記を…。

藤姫と死に別れ、死後、記憶を無くした後も蛙の妖怪と化して藤姫を守ろうとした夜叉丸。
しかし、運命は残酷なもので、彼は藤姫の犯す罪を止める事が出来ず、結果的に藤姫を地獄へ
落とす事になってしまいました…。

藤姫にかわり、彼女を最後まで助けようとした巫女「京 鞍馬」と藤姫の形見「翔」を生涯守ろうとしましたが、
「翔」も琵琶湖で命を落とします。

残った九十九は鞍馬に仕え、彼女の苦悩を和らげようと働いていましたが、
鞍馬の心の潜在的な部分のどこかには、藤姫と違い、彼がいなくても…、
彼は何故私に仕えているのか、という小さな疑心暗鬼がありました。

鞍馬は九十九を否定していたわけではなく、むしろ彼とは仲良く過ごしていました。

ただ、心のどこかでは、彼がいるのは当たり前、別段いなくても自分には何の支障もないという
影があった…。

そのわずかな影が九十九を荒神にしてしまいます。

荒神になった彼は、もはや亡き藤姫の面影を追い続け彷徨い、人に危害を加えるだけの悪霊に
なってしまったのです。

そんな九十九をもはや野放しには出来ず、鞍馬は泣く泣く弓を手に取ります…。

人を想う、人を慈しむ、人をいたわるとはどういう事なのでしょうか?

鞍馬は優しい女性でしたが、そんな彼女にもわずかな心の闇があります。
しかし、心の闇が、悪いわけではありません…。
人なら誰でも持っています。

それは一体どんなものなのか、どうつきあっていけばいいのか、
一人一人考えていかなければいけないものなのかもしれませんね。

 

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