ボンバーキング

緑の〜 大地は〜 は〜る〜かなゆめ〜

最初にはっきり言いましょう。このゲーム、クソゲーという意見と面白いと言う意見が滅茶苦茶両極端な作品です。
 この作品は1987年にハドソンから発売されたファミコンソフトですが、僕も最初、ボンバーマンの続編だと思って買ってもらった覚えがあります。
爆弾を置いて、ブロックや障害物を破壊し、アイテムを集めながらゴールを目指すのですが、この爆弾、置き方にくせがあり、さらに置いてから爆発
するまでの時間がかなり短いので、よく置いた後、逃げる方向を間違えたり、敵の弾をくらって逃げ切れずそのままボンッ!という死に方が異様に
多発するんです。それゆえにクソゲーと呼ばれるんでしょうね・・。そうでなくても、このゲーム、ライフ切れでも主人公は死にますし、ボンバーマンと
違い、爆弾の個数にも制限がありますし、秘宝というアイテムを見つけないと、永久にループするステージまでいくつも登場します。右上の画像を
ご覧になっていただければお分かりになりますが、画面が木で覆いつくされています。これを爆弾で壊しながらアイテムや秘宝を探します。
爆弾1発につき、大体1ブロック半しか壊せないので、はっきり言って苦行です。しかもこのゲーム、全部で26面あり、パスワードやセーブといった
機能は一切ついてないので、もうなんと言っていいやら・・。ある意味素敵すぎるゲームです。更に、全面真っ暗のボーナスステージや、浮き輪や
ランプといったアイテムがないと攻略不可能のステージまで出てくるので、このある意味すごい凝りようは一体・・。
おそらく最初のボスの合体アメーバさえ見た事がないという人も多いと思います。僕もまともにプレイして、合体アメーバのもとまで行ったのは
小学生のとき1回やっただけです。ちなみにこのゲーム、知らない人の方が多いでしょうが、1991年になぜかサンソフトからゲームボーイで
「ボンバーキングシナリオ2」が発売されています。僕も2002年にたまたま近所の中古屋で見つけて初めて続編があった事を知りました。
2の方は音楽やゲーム性は1と全く同じで、アイテムも1の時と変わっていませんでした。ただ、追加ボスや、爆弾の個数が無制限になった事、
敵の攻撃を喰らわない限り、ライフがひとりでに減っていかない事、爆弾の爆風を誤って1発喰らっても死ななくなったなどの改良で遊びやすくなって
いました。ただ、パスワードやセーブが無い事、アイテム集めの面倒な点は変わっていませんでしたが・・。
正直、面白いのか面白くないのか理解に苦しむ作品である事は確かです。

近所の友人アルカノイドさんに頂いた画像です。僕みたいに携帯で撮影してるわけじゃないのできれいです。
これが3−3(6面)に登場する初ボスの合体アメーバくんです。
こいつはさほど強くありません。ここまで来れるだけの実力を持った猛者なら軽く屠れるはずです。
ちなみにゲームボーイ版の2の方では1−1をクリアするといきなりこいつが現れました。
攻略法は2でも1と同じ方法で倒す事が出来ます。

 

 

 

 

これが壊れた制御コンピューターこと、ラスボスのアースブレインです。超スピードで動き回るかたつむりのよ
うなバイオ生物を吐き散らしながら、迫ってくる超強力なラスボスです。アイテム使い放題の技なしで勝てるの
か!?と本気で突っ込みたくなるほどです。というか、ゲーム自体も、ワールド5を過ぎたあたりから敵の
繁殖率と攻撃が異様に高くなり、アイテム使い放題の技を使ってても汗がにじんできます。
ほんと、高橋名人の冒険島といい、魔界村といい、この頃のゲームはテストプレーの時点で誰も疑問を
持たなかったのか?とこっちが思いたくなるくらいムズいゲームが当たり前のように氾濫していました。
ちなみにゲームボーイ版のラスボスはこいつではなく、巨大ボンバーキングでした。

 

 

 

1−1と6−3と8−1には次のような泉がありました。周りを囲んでるブロックのいずれかに爆弾を5発当てると
左の画像のように泉に入れるようになり、なんと、手持ちのアイテムの所持数が2倍になりました。
攻略には必要不可欠と書きたいところですが、普通にプレイしてて、6−3まで行った事のある人を僕は
見た事がないのでなんとも言えません・・。

 

 

 

 

アイテム使い放題技のやり方


カラオケモード


ボンバーキングシナリオ2ってどんなの?


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