磯釣り 離島編

ヒラダイが呼ぶ!!イシダイが呼ぶ!!メジマグロが私を呼ぶ!!

1995年にパック・イン・ビデオから発売されたスーファミ用のソフトです。この会社はあの「牧場物語」を出してるところでもあります。
僕はこの手のスポーツ系のゲームは数えるほどしか持ってませんが、川の主釣りや、ブラックバス釣りなどさわやかそうな釣りゲームが横行して
た中で一際異彩を放っていたので購入しました。本当の釣り人の釣りの厳しさを表現しようとしていた作品らしく、タイトルは独特のもの悲しい音楽が
流れ、オープニング映像とエンディングでは釣りを生業としている人たちの大自然と向かい合う厳しさが重い音楽と共に、饒舌な文章で流れます。
読んでてなるほどと納得させられます。実際ゲームもかなりお金をかけて作られていて、伊豆七島の実写の釣り場で釣りをするゲームです。
大島、利島、鵜波根島、新島、式根島、神津島、銭洲の空撮写真が取り込まれていて、実際と同じ釣りの名所、ポイントが再現してあり、投げ込み釣り
、ルアー釣り、生きエサ釣り、カゴ釣り、フカセ釣りといった戦法で魚と格闘します。これがまた魚を餌に食いつけるだけでもかなり苦労しますし、
かりに食いついても逃げられないようにボタン連打でリールを巻かないといけないのですが、魚も必死で逃げようとするので、1匹釣るだけでも腕が
パンパンになるゲームです。大物だとなおさら両手がつってきます。額は汗ダァダァ。誇張ではありません。ほんとにこのゲームをやったらこうなり
ます。その疲労度たるや連射で腕がクタクタになる
スターソルジャーの比ではありません。ゲームでそこまで体が疲れるゲームも他にはないでしょう
ね。目が疲れるというんなら分かりますが・・。個人的には、結構硬派な内容で、今でも結構気に入っています。
ちなみにコンビニのニンテンドーパワーの書き換えサービスにもエントリーされてた事もある作品です。実際の釣り人にも評価が高かった作品
だそうです。
タイトル画面でAボタンを押すと、タイトル画面の渋いおっさんが魚を持ち上げるちょっぴり塩辛い隠し味もほんのり加えられていて、妙にこの作品、
気に入っています。

 

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