高橋名人の冒険島の歴史

このゲーム、実はもとはセガの「ワンダーボーイ」という作品だそうです。僕もワンダーボーイはやった事がないのでどのような作品か知りませんが、
このワンダーボーイの野性味溢れる主人公が高橋名人に入れ替わっている以外は、ほぼ忠実な移植だそうです。名人のさらわれた恋人が何故
南国の女の子のティナなのかも、これで分かります。女の子はワンダーボーイの女の子がそのまま使われてるからです。何故、セガのゲームだった
ワンダーボーイをハドソンが移植したのか、経緯は分かりませんが、当時ファミコン好きの子供達のヒーローだった名人を起用した点は大きく、
このゲームは100万本の大ヒットを納めました。一営業部員が腰みの一つにスケボーに乗って石斧をぶん投げてるゲームがこれだけの大ヒットを
記録するなど、今では絶対あり得ないでしょう。そんなあり得ない事がバンバン起こっていたので、ファミコンは今でも色んな人に支持されてるん
でしょうね。この後、高橋名人の冒険島も、スーファミやPCエンジンなど、活躍の場を広げてシリーズが展開していきましたが、冒険島の元になった
ワンダーボーイも冒険島とは違った展開でシリーズが続いたそうです。
ちなみにこのゲームは、大ヒットの背景と裏腹に、クリア人数が少ない事でも有名ですが・・。

 

戻る