ロックマンX8最強超図鑑

 

ロックマンX8は2005年3月10日にPS2用(またはパソコン用)ソフトとして、カプコンから発売されました。同時に、13年に渡って脈々と続いてきた
ロックマンXシリーズの最終作でもあるらしいです。

作品のグラフィック自体は3Dで描写されていますが、実質的な遊び方は2D時代の物と同じ仕様で、今までのシリーズにはあまりなかった
やり込み要素的な遊び方も加わり、またはプレイヤーキャラもおなじみの3人から、ナビゲーターの3人を含む6人まで使え、
インターミッションなどのボーナスステージも登場し、遊びごたえ満点の仕上がりになっています。
はっきり言って、まだまだ現役でも勤まるぐらいのパワーを持った作品なので、これで終わりというのが惜しまれます・・。

 

今回はなんと、シグマが大量に現れる衝撃的なオープニングから、ストーリーは幕を開けました!!
シグマのデータさえ持ち合わせている新世代型レプリロイド。
今回の話はそれが重要なキーワードとなっていました。
ファンにとっては驚きのオープニングでしたが、終わってみたら、ガックリも来ました・・。
シグマの群れと戦いたかった・・。

 

 

 

新たにエックス達が戦う事になった相手、8人の新世代型レプリロイド・・。アクセルと同様のコピー能力を持ち、
シグマにさえ変身できる彼らは脅威そのもの・・。
しかし今回はひさびさにバトルもやり応えがありました!!最初はまたもあのババ高いライフをチマチマ削っていかなければ
ダメなのかな?と思ってましたが、敵のライフを削るのがなんと心地のいい事か・・。
さらに、一定値までダメージを与えると、ロックマンゼロばりにEX技を使用してくるなど、戦いがいがあります。
パンダ、三葉虫、ニワトリ、アリなど、もはやなんでも引っ張ってきてますが、その戦闘の難易度と心地良さは
スーファミ時代のXシリーズを思わせる出来に仕上がっていました。

敵か味方か・・・、謎の豆Q

前作のロックマンX7までには一切登場せず、今回のX8で突然大量発生した謎の多いメカ。初登場なのに、メットールを凌ぐ勢いで、
急増殖している模様です・・。
爆弾を抱えて跳ね回ったり飛び回ったりしているものや、シグマウィルスのように他のメカにとりつき、パワーアップをさせたり、
2体一組で電気を発してるものや釜の中から燃えながら突撃してくるものなど、種類はほんとに様々。
さらにトロイアベースステージでは、随所に飛行機に乗った豆Qや、超巨大豆Qなどまでおりました・・。

一体、この豆Qとはなんなのか!!?メットールに代わる新型アイドルか、それともシグマウィルスの亜種か・・!!?
詳しいことは一切謎です・・。しかし、PS2のメモリーカードのデータの絵まで今作はこの豆Qです・・。
メモリーカードの中にまで進出しているということは、やっぱり新型のウィルスなのか・・。
一体、豆Qってなんなんだ!!

ライドチェイサー・シリウスを乗り回してメガロポリス内を暴走しまくるギガボルト・ドクラーゲンを追い回す。
通行中のエアカーを避けつつ、ドクラーゲンを追い回す一種独特のこのステージは、僕はかなり楽しみました。
周りではかなり不評でしたが・・。
しかし、早くドクラーゲンの暴走を止めないと、時間切れでアウトになってしまいます。
このステージの簡単な攻略法は、とにかくターボを使ってドクラーゲンに接近し、武器エネルギーを回収したらすぐにまたターボを使い、
ドクラーゲンの目の前でショットを連打すればかなりあっさりと攻略できました。
慣れればハードモードでも十分にハンターランク”S”を狙うことも簡単に出来ました。
ただ、ウェポンアップである程度武器エネルギーの上限を上げていないと、すぐに失速したので、それだけは
気をつけないといけません・・。

 

なんとトロイアベース最深部には、カットマンも登場しました!!
ボス部屋も音楽も全てファミコンとおんなじで、懐かしかったです!!
しかしファミコン版の初代作から月日は18年も立っています。(ゲーム中では100年以上・・。)
パワーアップにパワーアップを遂げてきたエックスやゼロの前にはもはや、ザコキャラ以下の
強さでしかなかったです・・。さらば、記念すべき第一号の敵・・。

 

※ちなみにカットマンをトロイアベース最深部で出現させるためには、PS2のメモリーカードに
ロックマンX コマンドミッションのデータが入ってることが条件として必要でした。

それ以外でカットマンを出現させたい場合は、タイトル画面で
←、○、↑、△、↓、×、右、□、L1、R1、L2、R2を入力させる事でも出現させる事が出来ました。

 

 

 

 

 

 

ゼロは今回、5種類もの武器を自在に使いこなせます。特にBファンが僕のツボにめっちゃはまりました!!
二つの巨大な扇を使って敵を切り刻み、さらに静止時にはゼロが芸術的なポーズまで取ります。
ちなみに、Bファンはグラビテイト・アントニオンのステージで入手できます。

このBファンを持って、バーン・コケコッカー、ダークネイド・カマキール、グラビテイト・アントニオンの3人に会うと、いい角度で
Bファンを構えているゼロを眺める事が出来ました。

武器としては攻撃範囲も狭く、使いづらいですが、使っていて楽しい武器でした。

バーン・コケコッカーステージは強制スクロールで進み、さらに中盤は針だらけの縦穴を通り抜け、またも強制スクロールを
乗り切ることで、ようやくコケコッカーのもとにたどり着く事が出来ました。
やっとこさコケコッカーを倒せてもまるでX3のシグマウィルスに追いかけまわされているがごとくの強制スクロールが始まりました・・。
ボスを倒してそりゃないだろう・・。
ゼロの2段ジャンプを駆使すれば、案外簡単に抜けられますが、はじめはドキっとした人も多かったと思います。

ちまたでとんでもない難易度を誇っていると名高いグラビテイト・アントニオンステージの針ブロック部屋。
あまりに難しいので、意図的にVAVAがこの部屋に出現するようにしてる人も多いみたいですが、ご安心あれ!!
実は攻略法が分かれば案外この部屋、簡単です!

まずは最初の2回は上の写真の位置にキャラを乗せ、ブロックが上に上昇したら下に降りることを2回繰り返します。

全部のブロックが手当たり次第に動くようになったら、この写真では分かりづらいかもしれませんが、地面に降りているブロックの横に立って、
そのブロックの方にキーを入れっぱなしにしてるだけ。あとは、それを交互に繰り返してるだけで突破できます。
一瞬天井から落ちてくるブロックに挟まれそうになってびびりますが、いいタイミングで隣のブロックが上に上がるので、
ちょうど逃げ切れるようになってます。
そうしたら、今落ちてきたブロックの隣に立って、そのブロックの方に向かってキーを入れていれば、次も同じギリギリのタイミングで
逃げ切れます。
要はびびらない事です。

あの熱い男が10年ぶりに帰ってきた!!その名もVAVA!!
X3でエックスに呪いの言葉を残してはや10年、その間に「ダイナモ」なる謎の傭兵まで現れて、もう
VAVAが帰ってくるのは絶望視されていたところへ、奇跡の生還を果たしました!!
今回も思う存分、暴れ回ってくれます!!軌道エレベーター「ヤコブ」管理官ルミネをさらったり、
ステージの中までわざわざ出張なさってくれるなど、お手をわざらわせるのが恐縮なほどの働きぶりです!!
ゼロに「シグマの犬」扱いされてもなんのその・・。エックスやゼロに対する執着心は
過去の敵のどんな者よりも勝ってます!!
シグマパレスではちゃんとライドアーマーにも乗っています!!かっこいい!!
ただ、なんか役回り的に、いてもいなくても一緒だったような・・。そんな気もしましたが・・。

ちなみに声がボイスチェンジャーでしゃべっているような声で、随分イメージと違ったのに一番驚きました・・。

 

ゼロはなんか今回悩んでいます・・。しかし長い間、シリーズをプレイしてきた人間が見ると、なにかつじつまが合わない事を
ゼロは口走っています・・。

ゼロ「VAVAにシグマ・・・。あの時の役者が揃ったってわけだ・・。」
レイヤー「ゼロさん、それはあのウィルスの・・。」
ゼロ「ああ、俺はかつて奴らにDNAを利用されて世界を滅ぼしかけた事があったんだ・・。」

うん・・?なんか話がごちゃ混ぜになってるような気がします・・。VAVAとシグマが一緒になって起こした騒乱を描いた
ロックマンX初代作ではまだ、ウィルスの話は一つも出てきませんでした・・。
むしろゼロのDNAがさかんに利用されていたのはX5やX6の話で、その時にはVAVAは一度も顔を出してはいません・・。
むしろ、ゼロを積極的に利用してウィルスを製作していたのはX6で登場した科学者「ゲイト」でした。

これは、これまでの話が分かりやすいように、一括してまとめられたものを、ゼロがしゃべっていたように思います。
そうでないと、ほんとにつじつまが合いません・・。

 

 

 

軌道エレベーター「ヤコブ」でついに衛星軌道へ。そこには今までに倒した8人の
新世代型レプリロイドのコピーが待っていた。
一度倒した相手を再び血祭りにあげ、衛星基地から脱出を図ろうとしたその時、

 

 

 

 

 

 

ヤツが待っていた!!シグマの登場!!

しかし、ある程度ダメージを与えると、床に炎を巻き起こしますが、それ以外は意外にもたいした事がありません・・。
何か一つの攻撃しか仕掛けてくる事が出来ないので、隙を突いて、攻撃は出来ますし、おまけに攻撃も意外にかわしやすすぎる・・。
さらに、シャドウランナーや羅刹閃を使えば大ダメージが!!

おかしい!あっけな過ぎる!!やっぱりそのとおりで、このシグマは新世代型が変身したコピーシグマでした・・。

ついに月へ!!驚愕の事実!!なんとシグマは月の世界を支配する自称「次世代の王」になっていました!!

VAVAを打ち倒し、新世代型が変身するシグマの群れを退け、オリジナルのシグマのもとへ赴くエックス!!

おった!!7回も負けたヤツとは思えないほど、えらそうに玉座に座ってます!!

ただ今回は、だてに過去に7回も負けてないぐらい、攻撃が激しいです!!相当の強敵へと変貌を遂げています!!

そして・・、

エックス大ピンチ!!

なんとシグマに捕まります!!勝ち誇ったように高らかに笑うシグマ!!

はたして世界の運命やいかに!!?

 

シグマを倒し、世界についに平和が・・。と思ったら、そうは問屋をおろしませんでした・・。
そういや、さらわれた軌道エレベーター管理官のルミネ・・、一体どうなったんだろう・・?
おそらく大半のプレイヤーが彼の事などすっかり忘れていたところに、彼は突然姿を現します!!

しかもこのゲームの最終ボスとして・・。

第一形態は8大ボス全てのEX技を、そして第二形態は神を意識したかのようなトリッキーな光の矢や光線で攻めてきます。
しかし、何よりビックリするのは、第二形態戦も終盤に差し掛かった時です・・。

パラダイスロスト〜!!

とんでもない技です・・。時間内にルミネを倒さなければ、一撃のもとに葬り去られてしまいます・・。
しかも3回クラッキングを行わないとダメージすら与えられないので、とにかく焦ります・・。
一番いい方法はこの時点まで、ダブルアタックのエネルギーを温存しておき、ある程度ダメージを与えたところで
一気にダブルアタックで決めてしまうのが一番最良の方法だと思います。

もし、倒せなかったらまたルミネ第一形態からやり直し・・。ゲームオーバーになろうもんなら、またVAVAからです・・。
最初やった頃、涙が出そうになりました・・。
リトライチップをたくさん持っていくことと、サブタンクのエネルギーは満タンにして臨むのが一番最良です。

ルミネを倒すといよいよエンディングが始まります。
ここから先は敢えて紹介しないでおこうと思います・・。

 

ロックマンX8隠しコマンド全集

※隠しコマンドは全てタイトル画面で入力します。ちなみに、今回の作品は、一度に複数のコマンドを受けつけます。

ちなみにコマンドはタイトル画面でPRESS STARTと表示されてる部分でしか受けつけません。
また、どの隠しコマンドもEASYモードでは使用できません。

トロイアベース最深部にカットマン出現!!

タイトル画面で←、○、↑、△、↓、×、右、□、L1、R1、L2、R2を入力する。
またはメモリーカードにロックマンXコマンドミッションのデータが入っている。

アルティメットアーマー(X)を出現させる。

タイトル画面で←←← →→→ ←←←← →→→→を入力する。
またはエックスが100%パーツを手に入れた状態でルミネを倒す。

黒ゼロ出現

タイトル画面でL1、L1、R1、R1、L1、L1、L1、L1と入力する。
または100%パーツを手に入れたゼロでルミネを倒す。

白アクセル登場!!

タイトル画面でL2、L2、L2、R2、R2、R2、L2、L2、L2、R2と入力する。
または100%パーツを揃えた状態のアクセルで、ルミネをダブルアタックで倒す。

Σブレードがラボラトリーに出現!!

タイトル画面でL3、L3、R3、L3、L3、R3、L3、L3、R3、L3、L3、R3と入力する。
または、ゲームを1周クリアすると出現する。

※ただし、どちらで出現させたにしても、30000メタルで購入する必要があります。

ナビゲーター参戦!!

※通常はそのナビゲーターをゲーム中に何回か使うことで出現しますが、コマンドでラボラトリーに出現させることも出来ます。
ただし、どちらで出現させても、ナビゲーター1人につき、40000メタルで購入しないとナビゲーターを使用することは出来ません。

エイリア・バスター

タイトル画面で↓、R1、↑、L1、□、×、△、○と入力する。

レイヤー・レイピア

タイトル画面で□、□、→、×、R1と入力する。

パレット・バレット

タイトル画面でR1、×、←、□、□と入力する。

 

また、この作品は2周目のタイトルはゼロが読み、3周目以降はアクセルが読み上げるなど細かい演出もありました。
ただ、タイトル画面の声だけは、変更する方法がありませんでした・・。

 

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